技術紹介
Technology
introduction

技術紹介

「GUNZE」×「足場」

GUNZEのメディカル分野では、体内に吸収される生体吸収性材料に特化したさまざまな医療機器を開発・製造しています。GUNZEがメディカル分野に参入してから35年以上が経ちます。その間に培ってきた加工技術を用いて、現在も新たな医療機器の開発・製造に取り組んでいます。また、現在は世の中の再生医療への期待・関心が高まっており、再生医療に関する技術も進んできています。そんな中、我々は生体吸収性材料から成る再生医療の「足場」の研究・開発に注力しています。

「生体吸収性材料」×「加工技術」

我々の保有する生体吸収性材料は、既に承認されている医療機器で使用されており、数十年の臨床実績があります。例えば、合成高分子であるポリグリコール酸や乳酸ーカプロラクトン共重合体、天然高分子であるコラーゲン等です。これらの材料をGUNZEの加工技術を活用し、不織布やスポンジ、フィルムなどに加工することができます。

PGA不織布

共重合体スポンジ

コラーゲンスポンジ

培養試験

生体吸収性材料を再生医療における足場として応用するために、細胞を用いて実験を行いました。
〇細胞種:間葉系幹細胞 (MSC)
〇宿主:ヒト
〇観察ポイント:細胞播種3日後
〇評価:免疫染色 (DAPI (核)、ファロイジン (細胞骨格)染色)

PGA不織布

特許・文献
京都大学との共同研究論文が科学誌『Biomaterials(バイオマテリアルズ)』に掲載 | ニュースリリース | 企業情報 | グンゼ株式会社 (gunze.co.jp)
Nano-on-micro fibrous extracellular matrices for scalable expansion of human ES/iPS cells